2013年12月1日

冬眠。

Check
今年もケロタウンは寂しい冬を迎えました。
寒さに強いヤマアカガエルがたまにオタマ池から鼻先を出して様子を伺っている他は、完全に冬眠に入ったようでもうまったく姿が見えません。
長い冬の始まりです。

2013年10月14日

異常気象の結末

Check
今年の異常な猛暑はケロタウンにも悪い影響を与えたようでした。干からびた死体に次々に遭遇して、しばらく更新する気分になれませんでした。
ケロタウンの今年のアイドルだったミニシュレもミニカジカも、今は姿はありません。それどころか大人のアマガエルもシュレーゲルアオガエルもすっかり減ってしまいました。
今年大量に産まれたヤマアカガエルも、カマアカちゃんをはじめとする親ガエルが三匹残っているだけです。

そうこうしながらも季節は一気に秋を迎えました。カエルたちにとっても夜の冷え込みがそろそろ堪え始める頃です。
一時的に穴の中に籠れるように今年もケロアパートを復活させました。
あと2ヶ月もすればケロタウンも寂しい冬眠期間を迎えます。

2013年8月25日

酷暑もひと休み

Check
今日は酷暑もひと休み。涼しい雨の一日となりました。
ここ数日姿を見かけなかったミニシュレくんも顔を見せてくれました。おはよう!

左から大シュレ、ミニシュレ、ミニカジカのスリーショットです。ミニシュレくんもミニカジカくんもメスであれば4〜5年で大シュレぐらいに成長します。みんな頑張って大きくなってくれることを祈るばかりです。

2013年8月16日

平和なカエル界

Check
終戦記念日を過ぎ、相変わらず人間は今もあちらこちらで戦っていますが、カエル界は至って平和です。

背中の上に自分より大きなシュレーゲルアオガエルが乗っかって昼寝してても、アマガエルくんは文句ひとつ言うことなく黙って受け入れています。

いじめも仲間はずれもありません。生まれつき片目のアマガエル・ハーロックくんもみんなと仲良く昼寝していました。彼はケロタウンを作った最初の年にオタマジャクシから育った子なのでもう3歳になります。

今年ケロタウンで産まれたシュレーゲルアオガエルは最終的に2匹が生き残ったようです。まだ小指の先ほどですが頑張って育っています。

2013年7月27日

がんばれ、ミニケロくんたち!

Check
オタマ池でミニカジカくんがまた一匹上陸しました。これまでことごとく上陸直後に溺死しているだけに心配です。


しかも、心配はそればかりではありません。オタマ池にはこのところ暑いのかでっかいヤマアカガエルくんがいつも水浴びに来ています。
写真のとおり、彼から見ればミニカジカもミニヤマアカも小さすぎて餌の虫と区別がつきません。不用意に動き回るとぱくっと食べられちゃいます。

こちらはやはり今年オタマ池から上陸したミニシュレーゲルアオガエルくん。まだ1cmあるかないかのチビですが、それでも日に日に大きくなっているのがわかります。

敵から隠れること、逃げることも自然界では大事なことなので、みんな上手に生き延びてほしいものです。

2013年7月21日

カジカのオタマ再挑戦

Check
二十匹近く育ててきたカジカのオタマでしたが、結局大半が上陸がうまくいかずにほぼ全滅となってしまいました。

今年最後のチャレンジです。
近くのカジカ生息地から再びオタマを15匹ほどすくってきました。
5匹はカエル小屋のオタマ池に、10匹は家の中の水槽で飼うことにしました。
比較的小さいオタマなのでまだ手足が出るまでには数週間かかりそうです。

今年上陸したミニヤマアカくんたち、大半は大人のカエルたちの餌食になってしまいましたが、それでも難を逃れて元気に育ってる子もまだまだいます。
家のまわりでは、カエル小屋から脱走して外で立派に生き延びてる子たちを何匹も見かけます。写真の子は、一度は脱走したものの再び小屋の近くに戻ってきて中の様子を伺ってるようです。まだまだ大きさは小指大ですが、もう立派なヤマアカガエルの風貌になっています。

こちらは折り紙で作ったカエル。
ただ今、カエル会議の真っ最中です(笑)。

2013年6月23日

カジカ上陸・再

Check
先日上陸したミニカジカくんは残念ながら間もなく二匹とも亡くなってしまいました。
が、今度は別のミニカジカくんが上陸を果たしました。まだまだ小指の爪ほどの大きさですが、すっかり尻尾も短くなって手足もしっかりしています。
今度こそ元気に成長してくれるといいのですが・・・。

2013年6月19日

カジカ上陸!

Check

16匹のカジカガエルのオタマジャクシのうち2匹が今日上陸を果たしました。
彼が一番乗りです。

続いて上陸した二匹目のカジカくんですが、後ろ足がしっかり曲がっておらず開いたままです。

実は今回育てているカジカのオタマジャクシ16匹のうち他にも4匹ほど後ろ足が曲がらずにダラっとしたままの子がいます。同じ親から産まれた遺伝なのか、これまで育ったきた環境によるものなのかわかりませんが、残念ですがおそらく親ガエルにはなれないでしょう。

2013年6月16日

相手が違うよ〜

Check
さっきまでゲコゲコ鳴いてたアマガエルのハーロックくん、気付いたら抱接してました。でもね、、、ハーロックくん、乗っかってる相手はアマガエルじゃなくてシュレーゲルアオガエルだよ(苦笑)。

見た目は似てますがアマガエル科とアオガエル科では抱接は成立しないのがカエル界の常識です。早く諦めて別のお嫁さんを探してくれるといいのですが。。。

梅雨大好き!

Check

梅雨のしとしと雨。
人間にとっては鬱陶しいことですがカエルくんたちは嬉しくてしかたないようです。



片目のアマガエル・ハーロックくんは鳴囊を大きく膨らませて朝から大きな声で鳴いていました。すぐ隣のシュレーゲルくん、うるさくないのでしょうか。

普段は物陰でじっとしているカジカくんも元気いっぱいに跳び回っています。

ヤマアカガエルのお母さん。あんまり大きな声では言えませんが、大きなお腹の中には間違えて食べちゃった子供たちがいます。。。

ケロタウンのアイドル、去年産まれたミニシュレくん。眠そうな顔ですが元気です。

室内のカジカのオタマに仲間がさらに6匹増えました。

以前から飼っている何匹かは後ろ足がこんなに伸びてきています。数週間もすれば前足が出てきていよいよ上陸です。

2013年6月12日

オタマたち

Check
シュレーゲルアオガエルの卵塊から小さな小さなオタマジャクシが数匹オタマ池にこぼれ落ちてきました。どうやら孵化が始まったようです。

ヤマアカガエルの上陸は今がまさにピークです。ケロタウンの中は小さなヤマアカガエルだらけで足の踏み場もないような状態です。

カジカガエルのオタマは飼い始めた翌日に残念ながら1匹が亡くなりました。原因はわかりませんが、危険分散のために4匹をオタマ池に移し、5匹を引き続き室内のケースで飼うことにしました。

カジカの卵は見つけてきたその日のうちにいつの間にか孵化してオタマジャクシになっていました。隣の爪楊枝の大きさと比べるとわかりますがまだまだ数mmしかありませんね。

2013年6月8日

今年のカジカガエル

Check
そろそろ季節では?と去年カジカガエルを見つけた近くの川に行ってみました。

いましたいました、カジカガエルのオタマたちです。左の奥には小さな魚が群れになって泳いでいます。市街地からそう離れていないのにここは自然がいっぱいです。

カジカのオタマは口が吸盤状になっているので、渓流でも石にしっかり吸い付いて流されずにいることができます。

今年もとりあえず10匹、育ててみることにしました。
ケロタウンでは少数派のカジカくんを少しでも増やすことができればと思います。

こちらは去年産まれた1歳のカジカくん。いつもは隠れているのですが今日は珍しくひなたぼっこです。

こちらは先日奥さんが自然観察会で見つけてきたカジカと思われる卵です。中ではもうオタマジャクシの形になりかかった幼体が時折動いています。

ヤマアカガエル続々上陸

Check

今日はケロタウンにお客様が来ました。バンドのマスターのご家族です。みんな生き物が大好きです。

ちょうどオタマ池はヤマアカガエルの上陸ラッシュです。まだ尻尾が残るちっちゃいカエルたちが次々と上陸していきます。

この子たちは垂れ下がったシダの葉に伝って池から少しずつ地上を目指しています。

ケロタウンではここ数日シュレーゲルアオガエルの姿をたくさん見かけます。気温が上がって彼らにとって過ごしやすい気候になったのでしょう。

照明灯の上では大きなシュレ二匹とアマ一匹が仲良く昼寝中です。毎年繰り返される光景ですが、とても癒される平和なひとときです。

2013年6月4日

ヤマアカ上陸!

Check
オタマから変態を終えたばかりのヤマアカガエルが今夜初上陸しました。
カエルの一生のうちで一番の難関がこのオタマからカエルへの変態です。オタマ時代のエラ呼吸から肺呼吸へ、両生類特有の大きな変化が体の中で起こるのです。実際、ここで失敗して命を落とすオタマもたくさんいます。

こっちにもいました。上陸第二号です。

これからこの無数のオタマたちも続々上陸を開始することでしょう。しばらくはオタマ池から目が離せません。

しかし、上陸したチビガエルくんたちはそのほとんどが大きなカエルの餌食になってしまいます。
かわいそうではありますが、ただでさえ成長が早いヤマアカガエル、これだけのオタマがすべて親ガエルになったら来年はケロタウンの中がヤマアカガエルに埋め尽くされてしまうでしょう。